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XF-108 (戦闘機) : ウィキペディア日本語版 | XF-108 (戦闘機)[えっくすえふ108]
XF-108は、アメリカ空軍が計画していた長距離要撃機・護衛戦闘機。開発はノースアメリカンが行っており、愛称はレイピア(Rapier、細身の剣)。最高速度マッハ3を超える高速戦闘機として開発されていたが、予算上の問題や、護衛対象とされたB-70戦略爆撃機の計画縮小などから、実機が制作されないまま1959年9月23日に開発中止された。 == 開発の経緯 ==
=== 開発の開始 === 1950年代初頭のアメリカ合衆国では、北極海を越え核攻撃を目指してくるソビエト連邦の爆撃機を要撃するため、高速度で大きな航続性能を持つ高速要撃機が要求されていた。1952年にはアメリカ空軍によって高速長距離要撃機の開発が検討が開始され、1955年7月20日にはこの種の航空機の開発が認められることになり、ノースアメリカン、ロッキード、ノースロップの3社に要求が提示された。この要求には、双発複座で武装はミサイルのみ、最大速度はマッハ1.7以上、1,840kmの戦闘行動半径、高度18,000mでの飛行可能、などが盛り込まれた。比較の結果ノースアメリカンのNA-236案が有望とされ、これが採択された。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「XF-108 (戦闘機)」の詳細全文を読む
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